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釧路赤十字病院 薬剤部のホームページをご覧いただきありがとうございます。
薬剤部では見学や事前相談を受け付けております。

薬剤部長挨拶

薬剤部では、「薬学的視点に立ち、薬物治療における有効性・安全性の確保を実践し、チーム医療を通じ、患者さんのQOL向上に貢献する」を理念に、すべての薬剤師が医薬品に関わることに責任を持って業務に取り組んでいます。
院内での薬剤師の業務は、調剤、医薬品の供給管理、抗がん剤や高カロリー輸液の無菌調製、院内製剤(市販されていない医薬品)の調製など実際に医薬品を取り扱い、適正な形で患者さんのもとにお届けする業務から医薬品の有効性や安全性に関する最新の情報を収集・提供し適正使用を支援する医薬品情報管理業務、患者さんと直接面談し、服薬についての説明、効果や副作用発現の有無の確認、患者さんの持参薬管理、医師への処方設計を支援する薬剤管理指導業務、臨床治験支援業務など多岐にわたっています。これらの業務はすべて医師、看護師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士などと連携しており、チームとしての取り組みが重要と考えて業務を行っています。
病院薬剤師に対する医療ニーズの拡大、役割の変化のなか、チーム医療の中でいかに専門性を発揮していくかが重視されています。これらに薬剤部一丸となって対応しようと努力しています。
病院薬剤師としての役割を自覚し、その責務をしっかりと果たしていきたいと思います。薬剤師 業務の「見える化」、「数値化」を進めるなか、本ホームページでは、薬剤部の各業務とこれまでの実績についてご紹介させていただきます。薬剤部業務をより一層ご理解いただけることを願っています。

薬剤部の概要

理念と行動指針

<理念>
薬剤師の責務は、薬学的視点に立ち、薬物療法における有効性・安全性の確保を実践し、チーム医療を通じ患者さんのQOL向上に貢献します。

<行動指針>
■ チーム医療の一員として患者から信頼される薬剤師を目指します。
■ 医薬品適正使用を通じ、医療安全に貢献します。
■ 薬薬連携を推進し地域医療に貢献します。
■ 薬剤師の資質向上のため研鑽・教育を積極的に行います。
■ 病院の経営を意識した業務に取り組みます。

部員紹介
役職 氏名 卒業校 卒業年 認定・専門資格
薬剤部長  渡邊 清人 東北薬科大学 H02 日本薬剤師研修センター 認定薬剤師
日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師
日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士
日本リウマチ財団 リウマチ登録薬剤師
JPALS 日本薬剤師会生涯学習支援システム レベル5以上
薬剤副部長 近江 令司 東邦大学 H09 日本薬剤師研修センター 認定薬剤師
日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師
日本薬剤師研修センター 小児薬物療法認定薬剤師
日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師
日本栄養治療学会 NST専門療法士
日本栄養治療学会 栄養治療専門療法士(小児領域専門療法士)
日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士
日本アンチ・ドーピング機構(JADA) スポーツファーマシスト
日本リウマチ財団 リウマチ登録薬剤師
JPALS 日本薬剤師会生涯学習支援システム レベル5以上
病棟業務課長 後藤 勝博 東北薬科大学 H05  
薬品管理課長 澁谷 基宏 北海道医療大学 H12 日本医療情報学会 医療情報技師(初級)
日本DMAT
薬品情報課長 元木 孝 北海道薬科大学 H13 日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師
日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師
日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師
日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士
JPALS 日本薬剤師会生涯学習支援システム レベル5以上
病棟業務係長 足立 浩 北海道薬科大学 H01 日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師
日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士
製剤係長 田中 康裕 昭和薬科大学 H12  
調剤係長 栗田 征幸 北海道医療大学 H19 日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師
日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師
日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士
日本リウマチ財団 リウマチ登録薬剤師
薬品管理係長 綱島 道子 昭和薬科大学 H16 日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師
主任 目谷 莉紗 北海道薬科大学 H25  
薬剤師 田口 諒 北海道医療大学 H29 日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師
薬剤師 長崎 未季 北海道医療大学 H28 日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士
薬剤師 田中 壮周 北海道薬科大学 H29 日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師
薬剤師 大橋 史嵩 北海道薬科大学 H29 日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士
薬剤師 宮脇 梨夏 北海道医療大学 R3  
薬剤師 福永 希海 横浜薬科大学 R3  
薬剤師 髙橋 芳徳 日本大学 R4  
薬剤師 北 郁弥 北海道科学大学 R5  
薬剤師 戸島 竜二 北海道科学大学 R5  
薬剤師 本間 公輝 北海道科学大学 R6  
薬剤師 横山 令旺 北海道科学大学 R6  

薬剤助手/3名
医薬品SPD/6名
【 令和6年4月 】

認定資格取得者数

日本薬剤師研修センター 認定薬剤師 2名
日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師 5名
日本薬剤師研修センター 小児薬物療法認定薬剤師 1名
日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師 5名
日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師 1名
日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師 1名
日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士 7名
日本医療情報学会 医療情報技師(初級) 1名
日本栄養治療学会 NST専門療法士 1名
日本栄養治療学会 栄養治療専門療法士(小児領域専門療法士) 1名
日本アンチ・ドーピング機構(JADA)スポーツファーマシスト 1名
日本リウマチ財団 リウマチ登録薬剤師 3名
JPALS 日本薬剤師会生涯学習支援システム レベル5以上 3名
厚生労働省 災害派遣医療チーム(日本DMAT) 1名

薬剤部の業務

調剤課

<入院調剤>
オーダリングシステムと連動した自動調剤システム(処方監査システム、薬袋発行機、ラベル発行機、ピッキングサポートシステム、全自動錠剤分包機、散剤監査システム、散剤分包機、水剤監査システム)が導入され業務の効率化が図られています。
多くの過程はコンピューター化されていますが、最終的な確認(監査)は薬剤師の目により行われます。
処方内容に少しでも疑問がある場合は、医師に対して疑義紹介を行い、安全な薬剤を提供できるように日々努めています。

<外来調剤>
院外処方発行率は90%を超えていますが、特殊製剤や検査薬など院外で対応出来ない薬剤や救急患者などの処方は院内で調剤しています。

    

薬品管理課

病院薬剤部における薬品管理課の主な業務は、医薬品の調達、管理、流通、保管、配布、廃棄などを担当することです。当課では、患者様の安全かつ適切な医療を支えるため、薬剤師が次のような業務を行っています。

まず、医薬品の調達においては、安全性や品質に配慮しながら、医療機器や医薬品などの物資を調達するための手配を行います。また、医療機関における医療行為に必要な医薬品の在庫管理を行い、必要な時に必要な医薬品が確実に供給されるようにしています。

次に、医薬品の保管においては、保管環境を適切に管理し、品質や安全性を保つことが重要です。当課では、医薬品の保管場所を定め、温度管理や湿度管理、保管期限の確認などを行っています。

また、医薬品の調剤においては、医師からの処方箋に基づいて、適切な医薬品を患者様に提供するための業務を行います。薬剤師は、患者様の医療情報やアレルギーの有無を確認し、医師からの指示に従って、適切な医薬品を選定し、提供します。

以上のように、薬剤師は患者様の安全かつ適切な医療を支えるため業務を行っています。当課では、医薬品の管理において、薬剤師が確実かつ迅速に業務を行えるよう、さまざまなシステムを導入しています。例えば、SPD(Supply Processing and Distribution)は、医療機器や医薬品などの物資の入出庫管理や在庫管理、配送管理を人材は配置するシステムです。当課では、SPDと協力して、より効率的な在庫管理や配送管理を行っています。

また、注射薬自動払出システムやピッキングサポートシステムも導入されています。注射薬自動払出システムは、医師の指示に基づいて、自動的に必要な量の注射薬を調剤し、提供するシステムです。ピッキングサポートシステムは、医薬品のピッキング作業を支援するシステムであり、手動で行っていた作業を効率的かつ正確に行うことができます。

以上のように、当課では、医薬品の管理業務を支援するシステムを導入することで、薬剤師がより効率的かつ正確に業務を行えるようにしています。そして、薬剤師は患者様の安全かつ適切な医療を提供するために、日々業務に取り組んでいます。

    

製剤課

<最新機器・設備の導入>
2023年にクリーンベンチと安全キャビネットを新たに更新し、より安全かつ衛生的な調製が可能になりました。さらに、抗がん剤の調製には「ミキシングロード」という注射薬調製支援システムを導入し、バーコード認証機能により安全キャビネット内での医薬品の取り違えを防ぎ、システムが調製プロセスをガイドすることで、調製ミスのリスクも低減します。
これらの最新機器を用いて、私たちは安心して調製業務を行うことができています。

<抗がん剤の調製>
休日時間外を含め、全ての抗がん剤の調製は薬剤師が行っており、安全キャビネット内で2種類の閉鎖式デバイスを用いて無菌的に調製するなど、患者さんだけでなく医療従事者への曝露防止対策を実施しています。さらに、最新の注射薬調製支援システムを導入し、調製者が今以上に安心して業務を行える環境にしています。
抗がん剤のレジメン管理業務に加え、調製前のレジメンの確認、調製日には採血から中止や減量基準の再確認を行っています。薬剤師が患者毎の投与量および投与設計、支持療法の確認と無菌操作に関わることで安全で適切な薬物療法に貢献し、医師・看護師からも高い評価を得ています。

<高カロリー輸液の調製>
食事から栄養を摂取できない患者さんに使用する高カロリー輸液をクリーンベンチで無菌的に調製しています。又、小児科医師と連携し低出生体重児への高カロリー輸液調製も行っています。

<院内製剤の調製>
市販化されていない製剤、医師の依頼に基づいた病院独自の製剤、検査や手術時に使用する特殊な製剤を倫理委員会承認後、有効性・安全性に配慮して調製しています。

      

薬品情報課

<医薬品情報の収集>
最新の医薬品情報や院内での医薬品の問い合わせ等に関する情報、疑義照会内容などを収集・データベース化しており、それを分析し、重要な事例はプレアボイド報告として日本病院薬剤師会へ報告、院内で発生した医薬品の副作用は医薬品安全性情報報告書で厚生労働省へ報告を行っています。

<医薬品情報の提供>
医薬品情報課で収集した情報を基に院内医療従事者向けに加工を行い、Drug InformationNewsとして毎月1回院内へ情報提供を行っています。

病棟業務課

<病棟業務>

薬剤部では病棟専任薬剤師と複数の病棟を兼任する薬剤師の複数名で1病棟を担当するチーム制を取っており、病棟には薬剤師専用デスクを設け、病棟業務に専念できる環境が整っています。病棟で行っている業務は薬剤管理指導業務を中心に、初回面談、持参薬確認、与薬の準備、内服薬の配薬、退院指導、看護師へのDI情報の周知などを行っています。

週1回、薬剤部での症例カンファレンスを行っています。先輩薬剤師からの助言をもらったり、活発なディスカッションを通じてスキルアップを行い、薬剤師業務の質の向上に努めています。

また病棟カンファレンスや退院支援カンファレンスなどに参加し、多職種と共に患者さんの治療やQOL向上に貢献できるように努めています。退院後の薬の管理に不安がある患者さんについては薬薬連携で情報共有を図り、退院した後も継続して安心した薬物治療ができるよう地域の薬剤師とも協力しています。

さらに医師・薬剤師により事前に合意したプロトコールに基づき、専門的知見の活用を通じて処方提案や処方入力支援として代行入力を積極的にし、医師の業務負担軽減を行っています。

ユニフォームは、他の医療スタッフや患者さんから一目で薬剤師だとわかってもらうために、鮮やかなターコイズブルーを着用しています。その声に応えるべく、薬剤師としての自覚と責任をもって医薬品適正使用、医療の質の向上に取り組んでいます。

     

  

治験業務

 薬剤部内に治験事務局を設置しています。治験コーディネーター(CRC)業務は、治験施設支援機関(SMO)に業務委託し、薬剤師は業務を兼任しながら治験に関わっています。
 円滑に治験を実施できる体制をとることで、第Ⅱ相試験から第Ⅳ相試験(製造販売後臨床試験)までの臨床試験と、製造販売後調査等に関する業務を薬剤部が中心となり行い、新薬開発に貢献しています。

災害救護

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 赤十字が行う業務の中に、災害救護活動があります。薬剤師も災害医療チームに加わり専門性を活かし、調剤、服薬指導、医薬品管理などを行います。また、災害派遣される医師は、専門外の患者対応も行います。薬剤師は、使用経験の少ない医薬品について医師へ助言を行うなど、医薬品の適正使用に貢献する幅広い活動を行う必要があります。そのため、薬剤師は災害医療チームの一員として救護訓練や研修に参加し日々研鑽しています。2011年の東日本大震災の際には、当薬剤部から医療救護班として1名派遣し、被災した病院の支援へ2名派遣しました。

薬薬連携

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 病院と薬局の薬剤師が、安全な薬物療法を継続して患者さんに提供するために、互いに薬剤管理指導の内容を引き継ぎ連携することは重要なことです。当院では合同勉強会の定期開催、在宅患者に対する情報提供、退院時カンファレンスへの参加など薬局薬剤師との連携に力を入れています。

チーム医療への参加

糖尿病センター

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 日本糖尿病療養指導士とは、糖尿病とその療養指導全般に関する正しい知識を持ち、医師の指示の下で患者に療養指導を行うことのできる熟練した経験を有し、試験に合格した看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士が取得できる資格です。
 当院の薬剤部には現在6名有資格者がいます。我々は各職種間で連携し合いながら糖尿病の予防・治療を目的として日々取り組んでいます。

緩和ケアチーム

 緩和ケアチームは、主治医と緩和ケア委員会の医師、看護師、薬剤師、栄養士等のスタッフが入院患者さんを中心に痛みはもとより、ご家族への心配・不安等、苦痛な症状を緩和できるようにお互い協力してサポートしていく体制を取っています。症状を緩和することによって、患者さんやご家族にとって可能な限り良好な生活の質(Quality of Life)を実現・維持することを目指して活動しています。

栄養サポートチーム(NST)

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 栄養サポートチーム(NST:Nutrition Support Team)とは病院で働く、専門職種がそれぞれの知識や技術を出し合い、適切な栄養管理を行うためのチームです。薬剤師も積極的にNST活動へ参加しており、薬剤の情報として、簡易懸濁法の提案、粉砕可能な錠剤や粉砕した薬がチューブを通過するかの情報、輸液のカロリー量や水分量が不足していないか、相互作用はないかなど薬学的専門知識による提案を行っています。さらに、NST回診で得られた患者の情報を服薬管理指導業務の薬剤師と共有し、チーム医療活動を通し、患者へ最良の治療が提供できるよう努めています。

感染制御チーム(ICT)

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 感染制御チーム(ICT)と抗菌薬適正使用支援チーム(AST)とは感染管理を担当する医師・看護師・臨床検査技師・薬剤師などで構成される専門職のチームです。
感染制御チーム(ICT)は院内ラウンドを定期的に行い、院内で起こる様々な感染症から患者さんを守るための取り組みを行っています。
抗菌薬適正使用支援チーム(AST)は抗菌薬の適正使用を推進し、耐性菌の出現を防ぐ取り組みを行っています。
薬剤師は抗菌薬の使用量、使用状況の把握、抗菌薬の届け出制、許可制の実施、TDM業務、抗菌薬適正使用のための勉強会などの活動に取り組んでいます。

薬学実習受け入れ状況

<受入状況>

年度 北海道科学大学
(北海道薬科大学)
北海道医療大学 横浜薬科大学 北海道大学
平成26年度 第1期        
第2期   2名    
第3期        
平成27年度 第1期 1名 1名    
第2期   2名    
第3期 3名      
平成28年度 第1期   2名    
第2期 2名 1名    
第3期 1名      
平成29年度 第1期        
第2期   2名    
第3期 1名      
平成30年度 第1期   2名    
第2期   1名    
第3期 2名      
令和元年度 第2期 2名      
第3期   2名    
第4期   1名    
令和2年度 第2期 1名      
第3期 1名      
第4期 1名      
令和3年度 第2期     1名  
第3期   1名    
第4期 2名      
令和4年度 第2期 1名 1名    
第3期 1名     1名

業務統計

令和4年度 業務実績
  総数 月平均
入院処方箋枚数 32,882 2,740.2
外来院内処方箋枚数 3,321 276.8
外来院外処方箋枚数 91,000 7,583.3
院外処方箋発行率 96.5%
注射薬処方箋枚数 91,509 7,625.8
入院抗がん剤調製件数

835

69.6
外来抗がん剤調製件数 609 50.8
高カロリー輸液調製件数 424 35.3
薬剤管理指導実施件数 10,828 902.3
薬剤管理指導実施率(対象病棟) 95.8%
退院時指導件数 1739 61.6
麻薬管理指導件数 191 15.9
TDM解析件数 27 2.3
プレアボイド報告件数 58 4.8
疑義照会実施件数 166 13.8
疑義照会後の処方変更率 67.5%

薬剤部の教育・研修

令和5年度 学会・研修会等 発表者一覧
日時 学会・研修会名 場所 演題名 演者
5月21日 北海道薬学大会 札幌 釧路赤十字病院におけるAS活動開始前後の抗菌薬使用動向調査 栗田 征幸
7月22日 第10回 日本糖尿病協会年次集会 国立京都国際会館 釧路赤十字病院におけるインスリン強化療法からCSIIまたはSAPに切り替えた1型糖尿病患者のHbA1cの変化調査 長崎未季
7月23日 第10回 日本糖尿病協会年次集会 国立京都国際会館 共催シンポジウム 地域に密着した糖尿病診療の実現に向けて~これからのCDEを語りつくそう~ CDEの情熱を見つけるセッション 長崎未季
7月23日 第49回 日赤薬剤師会北海道ブロック研修会 北海道札幌市 釧路赤十字病院における医薬品情報課の取り組み~疑義照会記録の行方~ 福永希海
7月23日 第49回 日赤薬剤師会北海道ブロック研修会 北海道札幌市 薬学的ケア支援ツールFiSMo導入による医療安全の貢献 宮脇梨夏
8月29日 釧路赤十字病院 がん化学療法薬薬連携研修会 釧路赤十字病院 4階講堂 化学療法における薬剤師の関わりと新規レジメンについて 近江令司
8月29日 釧路赤十字病院 がん化学療法薬薬連携研修会 釧路赤十字病院 4階講堂 連携充実加算の現状について 田中康裕
10月15日 2023年度 釧路根室地域糖尿病療養指導士認定講習会 釧路赤十字病院 4階講堂 糖尿病薬の基礎知識~デバイス編~ 大橋史嵩
10月21日 第5回 北海道リウマチチーム医療研究会 TKP札幌駅カンファレンスセンター 釧路赤十字病院における関節リウマチ患者に対するDMARD使用実績調査 渡邊清人
11月3日 第33回 日本医療薬学会年会 仙台国際センター 当院におけるバンコマイシン投与プロトコール運用状況の調査報告 田口諒
11月5日 第33回 日本医療薬学会年会 宮城県仙台市 当院におけるCKDシール貼付前後でのeGFR検査値変化推移調査 元木孝
11月9日
10日
第59回 日本赤十字社医学会総会 京都市勧業館
みやこめっせ
Excelを活用した抗がん剤監査業務の効果 近江令司
12月8日 DUAL Seminar in 釧路 2023 釧路センチュリーキャッスルホテル CDEを目指したきっかけとこれからの目標 長崎未季
令和5年度 院内研修会等 発表者一覧
日時 学会・研修会名 場所 演題名 演者
4月15日 モーニングレクチャー 視聴覚室 医薬品情報の検索 元木孝
7月 褥瘡対策委員会 SafetyPlus 褥瘡に対する薬学的管理について 田中壮周
7月19日 モーニングレクチャー 視聴覚室 小児領域の薬の特徴について 綱島道子
12月6日 モーニングレクチャー 視聴覚室 抗菌薬の基礎 栗田征幸
12月18日 令和5年度 医薬品安全研修 WEB いまさら聞けない薬のあれこれ ー薬に関する基本を学ぼうー 澁谷基宏
12月27日 モーニングレクチャー 視聴覚室 注射薬調製支援システム  ~MIXING ROAD~について 田中康裕
2月28日 病棟説明会 3A病棟 骨粗鬆症治療薬について 田口諒
3月21日 能登半島地震医療救護活動報告会 4F講堂 令和6年能登半島地震報告
珠洲市における救護活動~薬剤師の目線から~
田口諒

連携充実加算

当院では外来がん化学療法の質の向上、保険薬局との連携強化のための取り組みとして、連携充実加算を算定しています。
当院外来治療室でがん化学療法を行う外来患者を対象に、レジメン名、投与量、投与スケジュール、副作用のGrade評価を記載したお薬手帳シールを交付して、
他の医療機関や保険薬局へ提示するよう指導しています。
投与レジメンや患者の状態に関する相談および情報提供等につきましては、登録レジメン一覧、問い合わせFAX用紙、【特定薬剤管理指導加算2】服薬情報提供書をご活用下さい。

当薬剤部に就職希望の方へ

当院では、新人薬剤師が安心して業務に取り組めるよう一定期間、先輩薬剤師(プリセプター)とさらに上の先輩薬剤師(エルダー)がフォローする体制をとっています。
就職してから1年間のおおまかなスケジュールと就職して、1・2年目の薬剤師の1週間のスケジュールを掲載しました。

製薬企業担当MRの方へ

当院薬剤部への活動については以下の通りとさせていただいます。ご留意の上、厳守をお願いいたしします。

1)薬剤部への医薬品情報提供について
関係部署に対して速やかに行ってください。

  1. 緊急安全性情報や安全性速報等の緊急の緊急を要する情報
    ⇒詳細が記載された資料を速やかにご案内ください
    【提出先:薬品情報課長又は薬品情報係長】
  2. 添付文書、医薬品リスク管理計画書、その他医薬品の適正使用に関する情報
    ⇒改訂等詳細な情報をご案内ください
    【提出先:薬品情報課長又は薬品情報係長】
  3. 包装変更、コード変更、販売移管、販売名変更、使用期限変更、社名・連絡先変更、販売中止、欠品・品薄、回収情報、供給再開、経過措置品目移行等
    ⇒詳細が記載された資料ご案内ください
    【提出先:薬品管理課長又は薬品情報係長】

2)新規医薬品の情報活動許可手順及び採用手順について

  1. 新規薬価基準収載等に伴う新薬の情報提供及び院内宣伝活動は、薬剤部のヒアリング実施が前提になります。
  2. 後発品ついては活動許可申請は不要ですが、発売から1年以上経過している未採用品、剤型追加、適応追加等については活動許可申請をお願いすることがあります。
  3. 通常、毎週火曜日14時から約30分ヒアリングを行います。(事前に日程を調整します)
    担当者:薬剤部長、薬剤副部長、薬品情報課長、薬品情報係長、薬事委員会事務局
    資 料:添付文書  製品情報概要 インタビューフォーム 医薬品リスク管理計画書
        その他提供できる資料  (各5部)
  4. 薬剤部長のヒアリング開催許可を受けたのち下記のヒアリング予約ページにて、希望の日時その他必要事項を入力してください。都合がつかなければ数日以内にキャンセルのメールが届きます。
    https://outlook.office365.com/owa/calendar/Bookings901320@bookings.jrc.or.jp/bookings/
  5. ヒアリングを実施し、薬価収載された後「新規医薬品情報活動許可申請書」に必要事項を記載し提出してください。
  6. 申請書提出後、院長決裁の「新規医薬品情報活動許可書」をお渡しします。
    →これにより新規医薬品の院内での情報活動が可能になります。
  7. 医師は医薬品採用申請書を薬事委員会事務局に提出してください。
    ⇒正式採用については、薬事委員会開催前月の末日まで提出してください。(薬事委員会は偶数月第3火曜日開催)
  8. 新規医薬品の採用について薬事委員会にて審議します。
    ダウンロード: 新規医薬品情報活動許可申請書 (2022年5月)